人気の高い介護福祉士の就職先

Tweet

Pocket

ニーズの高い介護福祉士の職場

介護の現場では介護福祉士は国家資格ということもあり常にニーズが高いです。そのため活躍の場も特別養護老人ホームや有料老人ホーム、デイサービスとさまざまな場所があります。介護福祉士となった人たちの人気の就職先についてまとめていますので、実際にどのような場所で働いているのか、どのような職場が介護福祉士に人気が高いのかをご参考ください。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは家庭での介護が難しくなった65歳以上の高齢者が入所する施設となっており、要介護度の高い利用者のケアが多くなります。そのため勤務することで高いレベルの介護スキルを身につけることができるため、キャリアアップをするための職場としても人気があります。
現在は高齢化と長寿が進み、特別養護老人ホームの数は増加傾向にあり、就職先の選択肢として数多くの特別養護老人ホームがあるため自分の条件に合う施設選びもしやすいことが特徴です。施設は24時間体制であるため夜勤のシフトもあり、日曜日も出勤することになります。給与に関しては他の施設と比べて夜勤もあることから高めになっています。

デイサービス

デイサービスは自宅で生活をしている高齢者を施設まで送迎して、入浴やレクリエーションなどの介護サービスを提供している施設となっています。夕方にはまた送迎で利用者を自宅まで送っていくため日中での仕事がほとんどとなります。日勤のみであり、残業も少なく休日制度にゆとりがある施設が多い特徴があります。
要介護度が低い利用者が中心となるため、コミュニケーションスキルを発揮しやすい職場となっています。そして送迎の仕事があるため普通自動車免許を取得していることが条件となるケースが多いです。給与に関しては働きやすいということもあり他の施設に比べて低めですが、その分プライベートも充実させやすいなどの理由から人気があります。

有料老人ホーム

有料老人ホームは民間事業者による介護施設となっています。民間事業者により運営されているため、その事業者によって提供するサービスに大きく違いがあります。ホスピタリティを重要視している施設が多く、多様なサービスを提供するためそのサービスを通して介護以外のさまざまな技術も身につけることができます。
接客業などの経験で活躍している転職者も多く、大型施設では特に幅広い求人が行われていることが多いです。事業者によるサービス内容の違いから職場選びには苦労しますが、自分に向いている職場を見つけることができれば働きやすく仕事を楽しむことができます。給与は事業所によって大きく異なるため、とても給与が高いところもあれば逆に低いところもあるなど振り幅が大きくなっています。