介護技術講習を受けて福祉系高校ルートで資格取得

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ルートを確認しよう

福祉系高校ルートは福祉系高校、もしくは福祉系特例高等学校を卒業して国家試験に合格を目指すルートとなります。2009年以降の入学者とそれ以前の入学者によって受験資格が異なりますので介護福祉士の資格取得の流れをしっかりと確認しておきましょう。

受験資格

福祉系高校は実務経験ルートとは異なり、実務経験を積むのではなく学校を卒業することで受験資格を得ることができます。2009年以降に入学している人は卒業後に筆記試験で合格することで介護福祉士の資格取得をすることができます。2009年以前に入学している人は卒業後に筆記試験と実技試験の両方を合格することで介護福祉士の資格を取得することができます。
2009年以前に入学している人は実技試験も含まれますが、2009年以降に入学している人は実技試験が免除されているという違いになります。
福祉系特例高等学校ルートの受験資格は実務経験も必要となっており、卒業後に実務経験を9ヶ月以上積んでから筆記試験と実技試験の両方を合格することで資格を取得することができます。介護技術講習を受講している場合であれば実技試験が免除となりますので、できる限り介護技術講習は受講しておきたいルートです。

介護技術講習

介護技術講習とは厚生労働省が平成17年度から導入した養成施設が実施する32時間以上の講習を受けて、受講態度や総合評価などの総括的評価によって修了認定を受けた人に対して実技試験が免除となる制度となっています。介護技術講習を受講希望する場合は実施施設と開講スケジュールをしっかりと確認しておく必要があります。実施先の施設は限られているので受講申し込み期日を過ぎてしまうと受けることができなくなってしまいます。
平成29年度では4月上旬から8月下旬頃が申し込み期日となっており、開講日程は5月中旬から11月下旬頃までとなっています。もちろんこれは参考にしかなりませんので、実際の実施施設と開講スケジュールは介護福祉士養成施設協会のホームページで確認しておきましょう。

試験について

福祉系高校ルートでは介護技術講習を受けることで実技試験を免除することができるため、介護技術講習を受講して筆記試験に勉強を集中させることができます。そして実際に高校の授業で教えてくれることはそのまま合格につながるような勉強が多いため学校での勉強をしっかりと頭に入れておくことと、試験対策となる過去問などを解いておくことも必要になります。しかし基本的には国家試験を対策しているような授業内容になっていることも多いので、先生などに質問することも有効な筆記試験対策になります。