福祉系の資格で唯一の国家資格である介護福祉士を目指している人に向けて介護福祉士になるまでのプロセスを紹介しています。またすでに介護福祉士の人にも役に立つ転職に関する情報なども扱っています。連絡先:こちらまでお願い致します。
取得までの道のり
介護福祉士までの道のり
介護福祉士は現場で介護を行う介護職のプロフェッショナルとして国家資格に位置付けられている福祉系で唯一の資格です。そのため何よりも重要なポイントは国家試験に合格することになります。2015年度までの介護福祉士国家試験では実務経験が3年以上が受験する条件でしたが、2016年度からは実務経験3年以上という条件に加えて実務者研修を修了していることも必要となっています。そのため実務経験を3年以上している実務者研修を修了している人で、なおかつ国家試験にパスした人のみが資格を取得することができます。
これらの道のりを経て介護福祉士の国家試験に合格することができれば介護福祉士になることが認められます。しかし認められただけですので、厳密には国家試験に合格しただけではまだ介護福祉士ではありません。登録を行うことによってはじめて介護福祉士と名乗ることができるようになります。
そのため試験を合格しても登録をしていなければ、名称独占資格ですので介護福祉士を名乗ることはできません。登録しないことで国家試験の合格が無効になるということはありませんが、特にメリットも何もありませんので介護福祉士として働けるように登録を済ませてしまいましょう。この登録を終えた時点ではじめて介護福祉士として仕事をすることができるようになります。
受験資格を得る
介護福祉士までの道のりを紹介したところで、次に実際にどのようなルートで受験資格を得ることができるかという点を詳細に紹介します。まず受験資格としては3年以上の実務経験と実務者研修の修了が条件ですが、実はこれは一つのルートでしかありません。他にも福祉系高校を卒業するルートと養成施設で勉強するルートの3つがあります。
社会人の方や現在介護士として実務経験を積んでいる人であれば実務経験と実務者研修を修了するルートが最も最短かもしれません。福祉系高校を卒業するルートと養成施設で勉強するルートは学生で今後の進路を考えている人の選択肢になると思います。もちろんどのルートを選択するにしても国家試験の合格は資格取得に必須です。
試験内容
介護福祉士の試験内容は筆記試験と実技試験の2種類となります。この2種類とも合格することが必要になりますが、実技試験は免除となるケースもあります。平成27年12月末までに実務者研修を修了している場合だと実技試験が免除の対象となっています。実技試験が不合格だったために資格を取得できない人もいるため、対象となっている場合は資格取得にかなり有利な立場にあると言えます。
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