変化していく介護福祉士の資格と未来について

介護福祉士への道

自分に合った資格取得の行程を選択

介護福祉士はなろうと思ってすぐになれるものではありませんし、いくら筆記試験と実技試験に自信があってもそもそも受験資格がなければ受験することもできません。介護福祉士を目指すのであれば受験資格についてここで理解しておきましょう。

特集カテゴリ 介護福祉士の基本知識
介護福祉士を目指している人へ

福祉系の資格で唯一の国家資格である介護福祉士を目指している人に向けて介護福祉士になるまでのプロセスを紹介しています。またすでに介護福祉士の人にも役に立つ転職に関する情報なども扱っています。連絡先:こちらまでお願い致します。

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介護福祉士の今と未来

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環境の変化

介護福祉士は1987年に誕生した国家資格ですので介護福祉士の資格が誕生してから2017年までで30年が経過している資格です。この間に日本は急速に高齢化が進んだことと、核家族の増加や生涯独身率が高まっていることから家の中だけで介護を完結させることが難しくなっています。
このような環境が変化している中で2000年には介護保険制度が制定され、今では多くの民間事業者が介護業界に参入して多くの介護サービスが提供されています。こうした環境の変化から今では介護福祉士が活躍できる場は大きく広がりを見せました。

介護福祉士の職場

介護福祉士のイメージとして高齢者のお世話をする介護施設で働いている姿が多いですが、実際には介護福祉士は介護施設以外の場所でも働いていることは多くあります。在宅介護の事業者や介護の相談機関である社会福祉協議会や地域包括支援センターなど、介護福祉士は介護施設のみならず多くの場所で活躍しています。
そして現在は訪問介護事業所では介護福祉士をはじめとするサービス提供責任者を必ず1人以上配置することが義務となっていることもあり、国家資格の介護福祉士はこのサービス提供責任者としてのニーズも高まっています。

介護福祉士の現状

介護福祉士の専門性に関して今日までさまざまな議論が行われ続けています。看護と介護の業務内容が類似している点が多いということから、介護福祉士の教育内容を変化させる案が出ていたり、実際に介護福祉士養成校のカリキュラムの編成が行われたこともあります。この新カリキュラムの変更点の大きな特徴としては実習時間の大幅な増加です。
この変更によって介護福祉士は他の介護系の資格である、介護職員初任者研修や実務者研修といった資格の上位資格としてしっかりと位置付けられることで、介護福祉士の資格がより高い専門性を持っていることに他の資格と差をつける狙いがあります。

介護福祉士の未来

介護福祉士の現状として上記でも説明しましたが、簡潔に説明すると介護福祉士の資格を取得するために大幅な実習時間を加えることで高い専門性を持つことになります。そして現状の日本を考えるとこれからもますます高齢化は進み、介護サービスの需要は高まっていきます。これらを踏まえて考えると介護福祉士の今後はさらにニーズが高まり、多くの事業所で求められることになる資格と言うことができます。そしてこれからさらに多様化していく介護サービスに対応することのできる質の高い介護福祉士が求められます。

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